
このたび院長が「日本睡眠学会 歯科専門医」に認定されました。日頃より当院にお通いいただいている皆さまに感謝申し上げるとともに、この機会に「歯科と睡眠の関係」について、当院の考え方と対応できる内容をご紹介いたします。
■ 「日本睡眠学会 歯科専門医」とは
日本睡眠学会は、睡眠医学・睡眠医療に関する国内有数の学術団体です。そのなかで歯科専門医は、睡眠時無呼吸症候群をはじめとする睡眠に関わる問題に対し、歯科の立場から適切な知識と対応力を持つと認定された歯科医師に与えられる資格です。
睡眠時無呼吸症候群の診断そのものは医科(睡眠外来や耳鼻咽喉科など)で行われますが、治療の選択肢のひとつである口腔内装置(マウスピース型の装置)の作製・調整は歯科の専門領域です。今回の認定を機に、医科との連携をより一層大切にしながら、歯科の立場でできることに取り組んでまいります。
■ 歯科と睡眠、実は深い関係があります
「歯科と睡眠に何の関係が?」と思われる方も多いかもしれません。しかし、お口や顎の状態は、気道の広さや呼吸のしやすさと密接に関わっています。
- 顎が小さい、歯並びが乱れていると、気道が狭くなりやすい
- 口呼吸の習慣は、いびきや睡眠の質に影響することがある
- 口蓋扁桃やアデノイドの肥大は、お子さまの気道を狭くする一因になる
こうした背景から、歯科医師が睡眠の問題に気づき、医科と連携しながらサポートできる場面は少なくありません。
■ お子さまの睡眠時無呼吸について
成長期のお子さまにとって、睡眠の質は心身の発達に関わる大切な要素です。次のようなサインが見られる場合、気道や口腔の状態を確認することをおすすめしています。
- 毎晩のように大きないびきをかく
- 口を開けて息をしている(お口ポカン)
- 口蓋扁桃やアデノイドが大きいと指摘されたことがある
- 歯並びやあごの発育が気になる
当院では、耳鼻咽喉科・小児科などと連携しながら、お口まわりの発育や習癖のチェックを行い、必要に応じてトレーニングや矯正的なアプローチもご提案しています。診断や治療方針については、各専門の医療機関と相談しながら進めますので、気になる点があればまずはお気軽にご相談ください。
■ 大人の睡眠時無呼吸症候群について
大人の場合も、次のようなサインに心当たりがあれば、睡眠時無呼吸症候群が背景にある可能性があります。
- いびきが大きいと指摘される
- 十分寝ているはずなのに、日中に強い眠気を感じる
- 朝起きたときに疲れが取れていないと感じる
- 医科で睡眠時無呼吸の疑いを指摘されたことがある
睡眠時無呼吸症候群の治療法のひとつに、口腔内装置治療があります。これは就寝時にマウスピース型の装置を装着し、気道を確保しやすくする方法です。当院では、医科での検査・診断を経たうえで装置を作製し、装着後の経過フォローまで対応しています。装置の適応については医科の診断結果によって異なりますので、まずは医療機関での検査をおすすめすることもあります。
■ ご相談について
睡眠に関するお悩みは、ご本人やご家族だけでは気づきにくいことも多くあります。「うちの子のいびきが気になる」「家族に指摘されて初めて気づいた」というきっかけで来院される方も少なくありません。
気になる症状がある場合は、まずはお気軽にご相談ください。医科での診断が必要と判断した場合は、提携先の医療機関をご紹介いたします。
牧野歯科・矯正クリニック
所在地 愛知県岡崎市薮田1-17-16
電話番号 0564-25-8822
■ まとめ
今回の「日本睡眠学会 歯科専門医」の認定を機に、お口の健康だけでなく、ご家族みなさまの睡眠の質にも目を向けたサポートができるクリニックを目指してまいります。小さなサインでも、気になることがあれば遠慮なくお声がけください。





